子どものほめ方

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自己肯定e

のびのび子育て・教育Q&A 小学生版―お母さんの悩みにそっと答えます」より。

Q.25ほめ方が分からない私
という項目で、回答者の藤村亜紀さんは、親が自分で作り上げた「子どもの満点像」から減点して評価するのはやめましょう、といった趣旨のことをおっしゃっています。

「勉強は理数系が得意で、チームスポーツでもみんなを支え、芸術的才能もあり、親の手伝いを積極的にする心の優しい子がいいわね〜」
といった、親の願望をまずは手放す、ということでしょう。

子どもにとっては、迷惑なだけです。想像すれば分かりそうなものですが、自分が子どもだったときのことはすっかり忘れ、親の所有物のように、子どもに期待をかけるのは、おかしなことですよね。

先入観なしにその子を見つめていると、いろんな個性や能力に気づきます。それらに対する敬意を、言葉で表現していけばよいのではないでしょうか。

同書の回答のなかに、犯罪を犯す子どもにみられる共通点として、「自分に対する自信のなさ」「自分の否定(自分嫌い)」のパターンが指摘されています。

そして、そういった子どもたちに自信を取り戻させる方法として、「その子の『固有の価値』を見出し、認めてやること」を挙げています。

「価値とは、その人固有のものである」。ここは、かなりポイントなのではないかと、私は思います。

子どもに限らず、大人であっても同じです。

「恋愛ドラマ」や「雑誌の相談もの」などで、「あるがままの私を愛して欲しい」「本当の自分を見せると、友だちから/恋人から嫌われそう」といった悩みが語られることがあります。誰もが、「他者との比較によって相対化できる上辺の価値」ではなく、「固有の価値」を愛して欲しいと思っていることを示すものではないでしょうか。

>>自己尊重のパラドックス